シンプルライフを目指すアラフォーふら子です! ブログにお越しいただきありがとうございます。
今回は誰得?な情報ですが、私がいま携わっている仕事についてです。
オチも何もないのですが、働きながら私が感じていることをつらつら書くだけです。
この仕事にたどり着くまでに、自分との向き合い方のヒントがありました。
知らない世界をちょっと知ってやろう、くらい心に余裕がある方はちょっと流し読みしてみてください。
もくじ
転職歴6回!社会不適合者の自覚を得る
私は四捨五入すると40歳に近いアラフォーです。
子どもは現在おらず既婚。
貯金はありませんが、返済すべき奨学金と職歴だけはたっくさんあります。
正社員でいえば、現在7社目。
キャリアアップなどではなく、ただただずっと同じところにいると飽きたり、ブラックだったからもっと楽な仕事がしたかったり、同じことの繰り返しで成長してる感覚がなくてやめたくなったり…。
転職のたびに記入する履歴書は、真っ黒。
職歴欄は右隣まで及んで、びっちり〜!!!
これまでやった仕事は、営業、事務職、小売業、カスタマーサポート、旅行関係事務、パーソナルトレーナー…。
書いててなかなか渡り歩いてるな…と思います。
ここまでくると、自分が何をやりたいのか、何がやりがいを感じられるのかわかりません。
もう最後の方は自分でも病気に近いかと思っていて…。
5社を超えたあたりから、「あ、私社会不適合者だわ〜」と開き直りはじめていました。
いろいろと自信を喪失し、もう正社員で働くことを諦めないといけないかなぁと感じていました。
そんな私でも、紆余曲折ありながら長く続けたいと思えている職業が今の仕事です。
子ども嫌いだったのに子どもと関わる仕事に
子どもと関わるのはとても苦手でした。
自分が育ってきた環境や親も大きく影響していると思います。
子どもの頃から自己否定が強かったり、他人の目が怖かったり。
とにかく子どもらしい子どもではなく、大人の顔色を伺ったり、自分を抑圧する性格でした。
20代、自分の生きづらさに悩んで悩んで苦しいことが多かった。
いろいろと調べたり、本を読むと「アダルトチルドレン」という言葉にひっかります。
これは自分のことを言っている!と思い、たくさん本を読んだり、自分と向き合う時間を作りました。
その中で見えてきたのは、自分が子どもらしい振る舞い(わがままを言ったり、甘えたりすること)ができなかった。
というより、したかったけど叶わなかった。
その思いが根幹にあるのに、子どもたちは自分ができないことをしているから嫌いだったのです。
それに気づけたのは、自分の甥っ子の成長を数年かけて見たことでした。
失敗してもいいし、甘えてもいい
甥っ子の家の近くに住んでいたこともあり、赤ちゃんの頃から多くて週3〜4日会う日が続きました。
成長するにつれて、新しくできることが増えたり、大人を笑かすような言葉を話します。
いい面だけでなく、悪いことをしたり、失敗したり、思い通りに行かないと泣き喚いたり…
そうやって失敗して学んだり、成功体験を積んだりして大きくなるんだね。
そうやって甥っ子を見ているうちに、子どもっておもしろいなぁ〜!と思うようになりました。
子どもは本来、誰にも気を使わなくて良くって、思い切りやればいい。
失敗して泣いて、辛い時はお母さんに甘えて。
次挑戦した時はできたら周りの大人に褒めてもらって、自信をつけて…。
そんな姿を見ていると、私は大人だけど、私も失敗していいし、小さな成功を喜んでもいいんだと勇気をもらっているように感じるようになってきました。
誰の許可もいらないのに、自分をかってに「〜すべき」「〜しないといけない」とがんじがらめにしていたのです。
様々な心理学の本を読んだり、自己啓発や癒しのワークみたいなのも取り組んでみましたが、子どもと接することが一番自分自身が楽になれました。
児童発達支援・放課後デイサービスのお仕事
「次の仕事、どうしよ。」
求人をいろいろ探していると、自分が学んできた「福祉」の分野と、「子ども」の分野で未経験の私でも働ける!という職場があり応募したのがきっかけです。
「児童発達支援」は未就学児、「放課後等デイサービス」6〜18歳の障がいを持っていたり、発達に特性がある子たちが通うことができる場所です。
施設について書くととても長くなるので今回は割愛しますが、お仕事内容は子どもたちの支援です。
障がいといっても、子どもによって様々な特色があります。
知的障害があったり、発達に遅れがあり、なかなか言葉が出てこなかったり、こだわりが強すぎたり。
聴覚過敏があったり、学習障害、多動で45分間座り続けられない子など…
保育園や、学校で「この子は○○できない。」と言われて自信を無くしている子と、その親御さん。
そんな子たちが様々な経験を通して「できた!」を感じられるように、施設ごとに様々な切り口から支援をおこなっています。
クッキング、アート(美術、工作)、プログラミング、音楽療法、運動療法、農業体験…。
「子どもと楽しく遊んで働けるなんて、楽しそう!」そう思って入ったのは甘かった!
障がいや発達に特色ある子たちとの関わりは、一筋縄では行かず毎日超肉体労働!!!笑
暴れる子もいるし、他害がある子もいます。
まず、クッキングをはじめまーす、と言っても、半数以上の子は椅子に座ってくれません。
そして、座れたとしても説明の理解ができず走り回るわ、勝手に道具を触るわ…
イラッとしたら負け、とわかっていてもイライラしてしまいます。
このイライラを声を上げて子どもを注意しても意味がありません。
おかげさまで、この職場に来て自分自身いろいろと子どもたちに鍛えてもらってるな〜と思っています。
自分に一番無かった「忍耐力」を鍛えてもらっています。笑
お給料は安いけれど…
福祉系のお仕事なので、お給料は高くありません。
どれだけ頑張ったか、成果を残せたか、ではない職場。
女性が多い職場で、コミュニケーション力が求められます。
元保育士や学校教諭をされていた方、高齢者福祉に携わっていた方などが多くいますが、未経験の方もいらっしゃいます。
子どもたちの関わり方にマニュアルはなく、日々「こうした方がいいかな」というベターを探しています。
でも、それが飽き性の私にはぴったりだったようです。
事務職は毎日数字をポチポチしたり、誰が使うかもわからない資料を作ったりで楽しさを感じられませんでした。
私は「目の前の◯◯さんのために」と思える方が働ける人間だったようです。
大学は福祉関係の学科に進んだのに、一般企業に就職。その後転々としたあげく、もどってきたのは結局福祉の畑。
社会人になって10年以上経ってしまいましたが、ようやく回り道して気づいたようです。遅っ
お給料は安いですが、無駄な残業もなく私にとっては働きやすい職場。
子どもたちの笑顔に癒されたり、支援がうまく行かなくて落ち込んだり、本当に日々人間力が鍛えられると感じています。
長く続けながら、今後、保育士資格を取得して手当アップや、役職がつくくらいコツコツ頑張っていきたいと思っています。
転職にたくさん失敗してしまったけれど、今の職業に出会えて幸せです。
がんばろ!
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